Azure Machine Learningのセットアップ
この Blog では、Azure Machine Learningの初期設定方法について詳しく説明します。リソースのプロビジョニング、コンピューティングの設定、および料金形態について学びましょう。
リソースのプロビジョニング
まず、Azureポータルにログインします。以下の手順に従ってください。
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- Azureポータルの左側のメニューから「リソースの作成」をクリックします。
- 検索バーに「Machine Learning」と入力し、表示される結果から「Machine Learning」を選択します。
- 「Machine Learning」のページで「作成」をクリックします。
- 必要な情報を入力します(リソースグループ、ワークスペース名、地域など)。
- 入力が完了したら、「確認と作成」をクリックし、最後に「作成」をクリックしてプロビジョニングを開始します。
コンピューティングの設定
リソースがプロビジョニングされたら、次にコンピューティングリソースを設定します。
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- リソースからスタジオの起動を選択しAzure Machine Learningワークスペースに移動します。
- 左側のメニューから「コンピューティング」を選択します。
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- 上部のタブから「新規」をクリックし、新しいコンピュートインスタンスを作成します。
- コンピュートタイプを選択し、必要な設定(VMのサイズ、名前、仮想ネットワークなど)を入力します。サイズはユースケースによって選択してください。
- 設定が完了したら、「作成」をクリックします。
コンピュートインスタンスの作成が完了したら、ワークスペースのコンピュートタブに表示されることを確認してください。こちらを使用し、コードの実装や自動機械学習などが利用できます。
料金形態
Azure Machine Learningの料金は、使用するコンピュートリソースやストレージによって異なります。以下に料金形態の基本情報を示します。
- コンピュートリソース: 使用した時間に応じて課金されます。選択したVMのサイズやタイプによって料金が変わります。
- ストレージ: データの保存に使用するストレージの容量に基づいて課金されます。
料金の具体例:
- 小規模プロジェクト: 小規模なデータセットを使用し、数時間のトレーニングを行う場合、月額約数千円程度。
- 中規模プロジェクト: 中程度のデータセットを使用し、数日間のトレーニングを行う場合、月額数万円程度。
- 大規模プロジェクト: 大規模なデータセットを使用し、長期間のトレーニングを行う場合、月額数十万円以上になることもあります。
詳細な料金情報は、Azureの料金ページで確認できます。
利用状況に応じて最適なプランを選択し、コストを管理しましょう。